【魚樽本店】のこと

・広島
 出張が入った。
もちろん、仕事絡み。
お客さまの視察案内をしてくれと言う。
「ま、構いませんよ‥‥。」
行き先は広島。
視察の時間は、午前3時。
未明の仕事の視察。
こんな時間に下支えしてる。
その実態を見て頂きたいって主旨。

 ま、本音は行きたくない。
お客さまだって同じ。
でも、大義名分ってモンが必要。
含みで、連れて行く。
「今日は、早めに晩メシ喰って早めに寝ましょう。」
さて、どこで喰うか?
お客さまは、やる気マンマン。
事前調査済みだった。
「この店がいいと思うんだけど‥‥。」
【魚樽本店】。
「じゃ、行ってみましょう。」
タクシーに乗り込んだ。

牡蛎
 有名な店らしい。
タクシーの運ちゃんも、ほいほいと連れてった。
なかなかの構えだった。
「雰囲気ありますねー。入りましょう!」
なかなか良かった。
漁場っぽい設定で、メニュー豊富。
「まずは、牡蛎でしょ!」
ただ、さすがに夏場。
明日の心配もある。
焼き牡蛎と、カキフライに落ち着いた。
「ま、夏の牡蛎だからなー。」

 後は、オススメの料理を注文。
種類が多くて、レベルも高い。
刺身の盛り合わせも豪華で美味しかった。
ウニや、鮭とばもあった。
料金もリーズナブル。
味も十分満足。
ノドグロも喰いたいよねー。」
これも脂が乗って美味かった。
かなり満足。
お客さまにも満足頂けた。
☆2つはイケる。