まだ・東京MUSEUM・ANNEXのこと

  • トピック9

 「渋谷」近辺も面白れえ。
いろんなモンがある。
でも観切れてにゃあ。
何せ、なかなか足が向かにゃあ。
年寄りにゃあしんでえ。
良く言やあ、元気が有り過ぎる。
若きゃあ衆が多過ぎ。
何とも言えにゃあガサガサ感。

「ひゃあ、いっぺん行ったらしばらく行きてゃあと思わにゃあで・・・」

 見どころはまだまだ残ってる。
それもメジャーじゃにゃあ。
どーしても後回しになっちまあ・・・。
意を決して攻めに行った。
松涛美術館」。
立派な「渋谷区立」・・・。

「やっぱ、それぞれの土地柄ってのがあんだなー。如何にもって感じだで・・・」

場所は「松涛地区」。
閑静な住宅地の中にある。
「渋谷」駅から15分っくりゃあかかる。
 めっちゃ凝った建物だった。
ちょーオシャレ。
特別展をやってた。

”「シャガール」のタピスリー展 
マルク・シャガールとイヴェット・コキール=プランス 
二つの才能が織りなすシンフォニー”

圧巻だった。
シャガール」の油彩・リトグラフがどっさり。
それに、同じ題材のタピスリーが並ぶ。
これがすぎゃあっ!

「見るからに気が遠くなるような作業だったべなー・・・」

「イヴェット・コキール=プランス」作・・・。

「はあ、聞いたこんがにゃあなー・・・」

とっても仲良しだったらしい。
すぎゃあ作品群だった。
しかもちょーステキな建物。
ちぃっとトクした気分・・・。

  • トピック10

 「渋谷」まで来たついで・・・。
もう1ヶ所寄ってくべーじゃ。
たばこと塩の博物館」。
如何にもって名前じゃ・・・。

「『日本専売公社』でございってか・・・?」

塩はでゃあじ。
でも、タバコじゃトンと縁がにゃあっ!
別に観てゃあとも思わにゃあっ!
 特別展をやってた。
これに弱ゃあ・・・。

”たくみのたくらみ 
きせる・たばこ盆・たばこ入れにみる職人の手技”

蒔絵師、織物師、銀師、角細工師、青貝師・・・。
それぞれ芸が細きゃあ。
この細工は芸術。
ってこんらしい・・・。

「んじゃ、観てやんべーじゃ!でも禁煙じゃにゃあと許さにゃあかんな・・・」

 立派な施設だった。
4階建てのビル。
1階はホール・ショップ。
2階がタバコの歴史がヘチマの・・・。
3階は塩の博物館。
4階が「企画展」ってな構成。
確かに芸術品だった。
細かい装飾だった。
職人の気合いが込められてる。

「しょんにゃあ・・・。使わにゃあだら芸術品として認めてやんべーじゃ・・・」