続々・家探しのこと
- トンビ
そんなこんなで、もう1年。
いつの間にか「C21」と組んで探し回ってた。
でも、なかなかにゃあ・・・。
思う通りの物件にゃ、出逢えにゃあ。
「ひゃあ、こや100%希望に叶うとかあ無理だなー」
そいでもいい物件が出た。
駅からはちぃっと遠い。
でも、新築同様のキレイな部屋だった。
とりあえず押さえるべー。
ってんで「C21」と購入手続きをした。
延々と2時間っくりゃあかかった。
「ひゃあ、不動産っちゃこれが面倒いよなー・・・」
ヘトヘトになって帰宅。
すると、夜「C21」から電話が来た。
へ?
今からウチに来ると言う。
「何だね、こんな時間に・・・。電話で済ましゃあいいじゃ!」
用件は詫びだった。
物件を横取りされたそうな・・・。
へ?
「何じゃ、そりゃ?そんなこんがあり得るだかね?」
あり得るそうな・・・。
紹介物件だから、弱みがある。
「でも、そりゃあ業者間の信義にもとるじゃにゃあだかね?」
返答出来にゃあ。
トンビに油揚げか・・・。
- 挽回
「C21」は平身低頭。
ひたすら謝るっきゃ手がにゃあ。
でも、きっと煮えくり返ってる。
手に取るようにわかる。
「ま、しょんにゃあじゃ・・・。これ以上のいい物件を探してくいよ!」
実際、頑張った。
次々と候補を探して来た。
「塞翁が馬だで・・・。きっと名誉挽回でいいモン探してくるで・・・」
果たして見つけた。
ほぼ似たような物件だった。
またまた新築同様。
子どもの為に一戸建てに引っ越す。
これも前の物件と同じ。
「最近の若ゃあ衆は、カネに困るこんがにゃあだらねー・・・」
ま、きっと親がかり・・・。
一戸建てはまだ見っかってにゃあ。
でも、ツバつけるこんにした。
手付金を打つ。
「こんだ、間違ゃあにゃあらね!」
「C21」も真剣ゼミ。
周到に準備して顔合わせした。
あとは、その衆が出てくのを待つだけ・・・。
「ま、よっぽどのこんでもなきゃご破算にゃなんにゃあら・・・」