【串カツ 越源】のこと
- ディープ
大阪事業所に行った。
ここにゃ、ここのジモティがいる。
浪花をこよなく愛(や)ーしてる。
矜持がある。
「又出張に行くけん、大阪らしい店を紹介しちくいよー!」
大喜び。
「思いっきりディープな店へ案内しまっせ!」
着いたのは「新世界」。
目の前にどーんと「通天閣」。
あちこちに「ビリケンさん」がいる。
でも、あんましヒト気がにゃあ。
観光客らしいのがチラホラ・・・。
どーも、怪しい。
一種独特な・・・。
「ひゃあ、確かに何とも言えにゃあディープな雰囲気だなー・・・」
入ゃーった店は串カツ屋。
おー!
あの、駅地下で朝からやってる・・・。
いつもサラリーマンが立ち喰いしてる・・・。
「いつも、朝から良くあんなモン喰えるなーって思ってたで・・・」
それは偏見だと言う。
大阪の串カツは喰えるんだそうな・・・。
- 二度漬け
暖簾をくぐる。
小っちぇえ店だった。
カウンターのみ、10席っくりゃあか・・・。
この界隈では、メジャーじゃにゃあらしい。
そいでも、ここがいいっつーヒトがいる。
案内人もその1人らしい。
「近所に【だるま】とか有名な店もあるんやけどなー・・・」
何かがあるんだべなー。
安かった。
1本がみんな100円っくりゃあ。
ソースは二度漬け禁止!
これは業界共通ルールらしい。
それにしても安しぃ。
ビールも、チューハイも安い。
腹いっぴゃあ喰って、飲んで2,000円にもなんにゃあ。
っつか、こんなに喰えると思ってなかった。
「ふと気づいたけど、この串カツってでんでん胃にもたれにゃあで!」
恐るべし、浪花文化。
こりゃあ、アリっ!
確かに飾り気も、愛想もにゃあ。
でも、アリっ!
「文化とコストパフォーマンスで言えばぜってゃあ【☆3つ】!」
ジモティ衆が大切にした方がいい。
「でも、中にゃあKYで、客扱いが悪りぃとかインネンつける衆もいるべなー・・・」
負けにゃあで、スタイル守っちくいよー!