【串カツ 越源】のこと

  • ディープ

 大阪事業所に行った。
ここにゃ、ここのジモティがいる。
浪花をこよなく愛(や)ーしてる。
矜持がある。

「又出張に行くけん、大阪らしい店を紹介しちくいよー!」

大喜び。

「思いっきりディープな店へ案内しまっせ!」

 着いたのは「新世界」。
目の前にどーんと「通天閣」。
あちこちに「ビリケンさん」がいる。
でも、あんましヒト気がにゃあ。
観光客らしいのがチラホラ・・・。
どーも、怪しい。
一種独特な・・・。

「ひゃあ、確かに何とも言えにゃあディープな雰囲気だなー・・・」

 入ゃーった店は串カツ屋。

【串カツ 越源】
http://tabelog.com/osaka/A2702/A270206/27013430/

おー!
あの、駅地下で朝からやってる・・・。
いつもサラリーマンが立ち喰いしてる・・・。

「いつも、朝から良くあんなモン喰えるなーって思ってたで・・・」

それは偏見だと言う。
大阪の串カツは喰えるんだそうな・・・。

  • 二度漬け

 暖簾をくぐる。
小っちぇえ店だった。
カウンターのみ、10席っくりゃあか・・・。
この界隈では、メジャーじゃにゃあらしい。
そいでも、ここがいいっつーヒトがいる。
案内人もその1人らしい。

「近所に【だるま】とか有名な店もあるんやけどなー・・・」

何かがあるんだべなー。
 安かった。
1本がみんな100円っくりゃあ。
ソースは二度漬け禁止!
これは業界共通ルールらしい。
それにしても安しぃ。
ビールも、チューハイも安い。
腹いっぴゃあ喰って、飲んで2,000円にもなんにゃあ。
っつか、こんなに喰えると思ってなかった。

「ふと気づいたけど、この串カツってでんでん胃にもたれにゃあで!」

 恐るべし、浪花文化。
こりゃあ、アリっ!
確かに飾り気も、愛想もにゃあ。
でも、アリっ!

「文化とコストパフォーマンスで言えばぜってゃあ【☆3つ】!」

ジモティ衆が大切にした方がいい。

「でも、中にゃあKYで、客扱いが悪りぃとかインネンつける衆もいるべなー・・・」

負けにゃあで、スタイル守っちくいよー!