【うな繁】のこと

  • 天然

 実家に帰ゃーった。
ま、たまにゃーねー・・・。
墓参りもしてゃあし。
親とメシでも喰うべーじゃ・・・。
じゃ、いつも通り回転寿司でいいだか・・・。
へ?
違あ?

「ほー、珍しいじゃ。どっかいい店ぉ見っけただかね・・・?」

そーゆーこんらしい。
一度、舎弟に連れてってもらったとか。
 んじゃ、そこぃ行くべーじゃ!
うなぎ屋だった。
三島っちゃあ、【うなよし】が有名。
でも、そこじゃにゃあと。

【うな繁】
http://www.unasige.com/index100.html

知らんなー・・・。
でも、ジモティにゃそこそこ有名らしい。
うなぎ専門店ってこんじゃにゃあ。
天ぷらとかもある。
ま、一族郎党で行くにゃ便利かも・・・。
 舎弟が嗅ぎつけた。
予約してくれると言う。
殊勝なこって・・・。

「個室は部屋代を取るっつってんけど、どーすんね?」

ナマイキな・・・。

「禁煙であれば、別に個室じゃなくっていいじゃにゃあかね?」

  • 野趣

 一族郎党、到着。
てんでん、いろいろ注文する。
やれ、上うな重の、天ぷらご膳の、ヘチマの・・・。

「ひゃあ、悪りぃけんビール飲むで・・・」

飲んべとしちゃあ、まずビール。
次につまみ。
メシは最後の最後にしてゃあ。
ここが噛み合わにゃあ・・・。

「シラスオロシと、キモ焼きと、桜海老のかき揚げをくいよー」

全くのつまみ・・・。
 美味かった。
つまみ系はまずまず。
天ぷらは可もなく、不可もなく・・・。
問題はうなぎ。
ずいぶん野趣にあふれてる。
ガショキで骨っぽい。
タレの味も特に工夫を感じにゃあ。

「何となく、昔栃木の烏山のヤナで喰ったうなぎを思い出すで・・・」

値段も結構高きゃあっ!
うな重、3,500円。
天然うな重なら、4,800円。
不漁の影響だべか・・・。
 う〜〜む・・・。

「値段的にゃ【野田岩】と大して変わんにゃあもんなー。ちぃっとなー・・・」

一族郎党で結構な散財になった。
あんまし納得感はにゃあけんど・・・。
でも、混んでる。
ほぼ満席状態だった。
店を出てびっくり。
店の外で待ってる衆がウヨウヨ・・・。

「ひゃあ、それほどのモンかなー。コスパも考えたら【☆1.5】っくりゃあだけんなー・・・」