【Ketchikan(ケチカン)】寄港のこと 【6/30】

  • 風邪

 悪化した。
夕べも早く寝た。
でも、夜中に目が醒めた。
ノドと鼻の奥が焼けるように痛てゃあっ!
いよいよ本格的な風邪らしい。
タオルを濡らして鼻と口を覆う。

「ひゃあ、西部劇のギャングみてゃあじゃんか・・・」

 「ウェステルダム」は7:00に【ケチカン】入港。
今日も雨。
小雨だけど寒い。
気温は10℃っくりゃあとか。
こんだけ毎日雨に降られると滅入っちまあ・・・。

「ひゃあ、気分的に盛り上がんにゃあよなー」

 アラスカ最南端の町だとか。
シャケとトーテムポールが有名。
先住民族が残したトーテムポールがたんとあるそうな。
公園に集めてあるらしい。
港からはシャトルバスで観に行ける。

「ひゃあ、どーせ行かにゃあだあよ・・・」

  • 土産

 まだ何も買ってにゃあ。
別に欲しいモンもにゃあ。
でも、幾つか土産は必要だで。

「ひゃあ、土産買うだらここで買うっきゃにゃあで!」

しぶしぶ下船。
脅迫観念だけ・・・。
 港には土産物屋がずらーっと並ぶ。

「ひゃあ、今の時期にチョコレートはアウトずら?何にすべー?」

いくつか店を覗いてみた。
シャケ!シャケ!シャケ!
ひたすらシャケ!
ま、そーだんべな・・・。
 試食もいっぴゃあ。
シャケ缶の身を喰ってみた。

「ひゃあ、美味ゃあ〜っ!こいだ!ホェールウォッチングで出たヤツっ!」

じゃ、シャケ缶か・・・。

「ひゃあ、高っきゃ〜っ!」

とってもオチャラケでバラまく値段じゃにゃあ!