トリノオリンピックのこと

  • 祭りのあと

 早いモンである。
あっという間に閉会式から1ヶ月。
忙しい世の中である。
余韻を楽しむとかってこともなくなった。
 マスゴミはすぐにオリンピックの総括を始める。
アメリカのマスゴミが荒川選手の金メダルにインネンつけてるとか・・・。
マオちゃんが飛べなくなっちゃったとか・・・。
原田選手が引退するとか・・・。
ネタ探しに奔走する。
 選手たちは知ったこっちゃない。
もう次を見据えてるんだべ。
早速、4年後を目指して練習を始める。
アタマが下がるねえ・・・。
こういう選手たちを喰いモノにする輩が多いのが腹立たしい。

 いっつも思う。
「協会」とか「連盟」とかつくのにロクなモンがない。
マトモであったためしがない。
この国のスポーツ関係組織は腐りきってる。
 実にタイムリーなすっぱ抜きだった。
久氷元会長と城由強化部長。
常にパターンは同じで、2人とも元選手。
この道一筋の運動バカで周りがまったく見えない。
取り巻きも同類だからすぐにドンになる。
 やりたい放題、私腹肥やしたい放題。
公私混同、雨アラレ・・・。
選手の賞金もがっつりピンハネ・・・。
この強化部長ってひょっとして・・・。
やっぱ、荒川選手が金メダルを取った時に横にいたオバハンだ。

  • 「お代」

 異色な記事を見つけた。
マスゴミがいろんな切り口で総括する中で「お代」の話である。
トリノオリンピックの高い「お代」ベスト10。

    1. 開会式             126,000円
    2. 閉会式              91,000円
    3. フィギュア(エキシビジョン)    58,800円
    4. アイスホッケー(男子決勝)   56,000円
    5. フィギュア(フリーなど)      49,000円
    6. フィギュア(ショートなど)     46,200円
    7. アイスホッケー(男子準決勝)  40,400円
    8. ジャンプ(ラージヒル決勝)    28,600円
    9. ジャンプ(ノーマルヒル決勝)   25,200円
    10. アイスホッケー(男子準々決勝) 25,200円

 高っけえ〜〜!
何だ、その値段は・・・?
これが全世界共通の値段だという。
ちなみに開会式のチケットの値段の変遷が載ってた。

  1. 1994年(リレハンメル)     12,000円
  2. 1998年(長野)         35,000円
  3. 2002年(ソルトレーク)    118,000円

値段を決めてるのはオリンピック組織委員会。
どうも胡散臭い・・・。

  • お茶の間

 安い「お代」のベスト3。

    1. カーリング(男女予選)        3,400円
    2. アイスホッケー(女子準決勝)    3,400円
    3. リュージュ(女子1人乗り)      4,200円

 札幌でジャンプを見に行った事がある。
そりゃ、寒いな〜んてモンじゃない。
確かに迫力はあるけど、完全防備じゃないといられない。
カーリングをじと〜って観てるなんて想像するだけでゾッとする。
 JТBのツアーも組まれた。
開会式、モーグル女子、スノボ、8日間で788,000円。
フィギュア女子観戦7日間、768,000円だと。
高っけえ〜〜!
大型プラズマテレビが3つっくらい買えちゃう。
お茶の間観戦のほうがいいべや・・・。