「食」の裏側のことⅡ
- ウロコ
まだまだウロコは落ち続ける。
添加物の話も面白かった。
食品の裏面に書いてあるいろんな添加物。
ナニモノかもよくわかんない。
これが結構細かく解説されてた。
「大豆タンパク」「乳タンパク」「卵タンパク」・・・。
これらは結着・保水剤。
「リン酸塩(Na)」「増粘多糖類」「カゼインNa」なんかもある。
ゲル状にして水分を保つ。
食感改善とか均一化の働きもあるそうだ。
何だか口の中が不味くなってきた・・・。
- 旨み成分
味付けの添加物もすごい。
「水あめ」「ブドウ糖果糖液糖」「甘草」・・・。
「ソルビトール」「ステビア」「アスパルテーム」・・・。
甘味料の種類は多い。
妙に甘い喰いモンが多くなったのはこの所為だべな。
問題は旨み。
いつもセントラルキッチンメニューで気になってたアレである。
旨みの代表は「グルタミン酸ナトリウム」
味の素である。
当然、味の素臭い料理になるわ。
「ビーフエキス」や「ポークエキス」も必需品。
「酵母エキス」は天然系調味料と言われてるそうだ。
だから「無添加食品」っとうたっても使える・・・。
こいつはクセモノである。
かなり濃い〜い旨みらしい。
旨すぎる無添加の喰いモンはかなり怪しい。
- 「ビタミンC」
これもよく見かける。
「ビタミンC」とか「V.C」とか書いてある。
これは何だべ?と思ってた。
ずいぶんいろんな働きがあるらしい。
パンにも入ってる。
パンの腰を強くする働きがあるそうだ。
これがあればあんまりいい小麦粉を使わなくっても済んじゃう。
他にも「イーストフード」や「乳化剤」もたっぷり・・・。
酸化防止・色飛び防止にも役立つとか。
モミジオロシなんかにも入ってるそうだ。
ま、毒ではないとは思うけどねえ・・・。
- 色モノ
着色系も豊富である。
「コチニール色素」「カラメル」「カロチノイド」など・・・。
「亜硝酸ナトリウム」は発色剤。
何か聞いただけで身体に悪そうである。
大丈夫だべか・・・?
添加物が安全かどうかなんてわかんない。
何せ、そもそも基準を決めてるところが心もとない。
現在も全国で人体実験の最中である。
次々と新たな物質が出来てるし・・・。
今のところ誰も死んでないからいいんだべ。
ま、気持ち悪かったら喰わなきゃいい。
そう言えば、アメリカではFDAってのが管理してる。
「Food &Drug Administration」だったかな・・・。
ここはめっちゃ厳しい。
食品と薬品を同列に見てる。
実にわかりやすい。
農氷省と更労省で縄張り争いやってる国とはちょと違う。
- 無添加
あざといと言うか何と言うか・・・。
無添加を売りにしてする企業が増えてる。
中には、添加物を「悪」と決めつけて商売してる寿司屋もあるとか。
添加物作ってる会社はたまったモンじゃない。
不穏な雰囲気になってるらしい。
我が敬愛する「ワダミ」の渡邉社長の話も出てた。
着々と準備は進めているらしい。
「添加物が『悪』とは思っていない。
ただ、余計なモノを食べさせること自体、明らかにおかしい。
たとえ安全といわれても、あえて大量に使う必要などない。
それが『当たり前』の考え方でしょう」
商品本部長のコメントである。
添加物を年間2トン減らすプロジェクトを進めてるとか。
でも、商売としては旨み調味料に慣れきった客の舌は手強い。
国民総味音痴に向かってる最中だし・・・。
「できるだけ自然で行きたい。
でもそれはお客様が決めること。
現状ではそこまで機は熟してしない」
応援しちゃうんだけどなあ・・・。